仲田の森遺産発見プロジェクトでその魅力を伝えて来ました桑ハウス（旧蚕糸試験場第一蚕室）が、ようやく利活用への道をあゆみ始めました！！プロジェクトができて７年、多摩のあゆみで取材してから10年になります。長い道のりでしたが、いままでの活動が実り嬉しい限りです。

日野市には登録有形文化財がまだ一つもなく、今後桑ハウスが登録されればこの建物が市内の登録第一号となります。そして市内には所有者の合意を得られれば登録有形文化財になりうる建物がたくさんあります。

カフェ大屋や旧日野銀行蔵、日野駅、日野レンガ等々、日野中央図書館も７後には築50年になるので登録候補に十分挙ります。

登録文化財は指定文化財と違い、身近に存在する歴史的な建造物を活用するためのツールと私は理解しています。桑ハウスも指定文化財にする訳ではないので登録有形文化財として最低限必要なことを行い、その後の建物がどんどん登録へと続けるような良き前例をつくってもらいたいと思っています。今後が楽しみです。