「タウンファクトリーのホームページを見るとリフォームとリノベーションを区別していないようですが、リフォームとリノベーションの違いはあるのでしょうか?」
タウンファクトリーでは規模の大小に限らず「お客様の要望を整理し、価値や性能の向上を実現する」改修設計+監理を行っています。ひと昔前は、改修工事全般を「リフォーム」と呼んでいたので、ホームページの見出しも新築とリフォームで分けていました。その後、大規模な改修を「再生」、「リノベーション」と建築業界でも呼び方が変わってきています。そういう意味では弊所の仕事は「リフォーム」ではなく「リノベーション」と言えます。
建築業界では新築着工数が伸び悩んだ2006年ころから、新築から改修へと舵を切り、小規模な「リフォーム」との差別化を図るために「リノベーション」という言葉が使われるようになったようです。最近では「リノベ」と省略される程、言葉の認知度も上がってきています。トイレやキッチンなどの設備機器を交換するだけの工事も「プチリノベーション」と呼ぶ業者も出ています。
大切なのは改修工事に於いて、要望を整理し、価値と性能の向上を、予算内で実現することです。お客様の要望をそのまま実現してしまうと、他の要素との不具合が生じ、今までの価値や性能を低下させてしまうこともあります。「壁に窓を開口したら、寒くなった」「耐震補強したために、部屋が暗くなった」、「改修したら、新旧のデザインがでちぐはぐになってしまった」このような話はよく聞きます。
タウンファクトリーのリフォーム(リノベーション)のイメージを図式化すると、以下のようようなります。たとえ限られた予算であっても、建物全体を見据えた改修を行うことができれば、段階的に改修を重ねながら建物の性能や価値を高めていくことができます。
個々の性能だけでなく、バランスのとれた改修が理想的です。
まずは気軽にご相談下さい。