建築なんでも相談日:04月09日(土)、23日(土)
- 2022.03.31
裏山は新芽の季節となり、淡い緑色の若葉が目立つようになってきました。事務所の脇の大坂上下ポタジェでは去年の11月に種を蒔いた小松菜が今頃になり育っています!本来であれば、冬野菜として収穫できるはずでしたが、冬は永久日陰となり予想以上に環境が厳しかったらしく、越冬できた双葉が目覚めたようです。観察してみると既にツボミらしきものが、、、菜の花??今更ですが、小松菜がアブラナ科の野菜であったこと知りました。今後は葉っぱが成長して小松菜に成長するのではなく、花が咲いて終わってしまうのではと、心配です。
建築相談日のご案内と、この1ヶ月間のダイジェストをお伝えします。
■04月の建築なんでも相談日は04月09日(土)、23日(土)です (予約制です)
具体的な建築の相談はもちろんのこと、家を建てたいが、どうすればよいのかわからない、新築やリノベーションを検討しているが、どのように進めればよいのかわからない、設計事務所と工務店とハウスメーカーで迷っている、古屋を手に入れたが…等、建築でお悩みの方、是非この機会を活用して下さい。
・①10時~、②13時半~、③15時半~17時
※ご希望の時間を前日までに電話またはお問い合わせフォームからご連絡ください。
※弊所への来所は同伴者を含めて3名までとさせてください。
マスクの着用と入室時の手の消毒をお願いしています。ご協力ください。
※具体的な設計や調査等のご相談・ご依頼の方は
「なんでも相談日」以外でも随時お話しを承ります。
お問い合わせフォームでその旨ご記入ください。
・開催場所:タウンファクトリー事務所(日野駅前事務所)
・費用等:費用はかかりません。どなたでも参加きます。
※キッズコーナーのご用意がないので、お子様とご一緒に来所される場合はご相談下さい。
※お車で来所の場合は、お手数ですが駅前のコインパーキングをご利用下さい。
191-0061 東京都日野市大坂上 1-29-1-2階 TEL:042-582-3955
※最寄り駅はJR日野駅、改札を出て西方向に徒歩5分です。
1階にFTホーム(不動産屋)があり、外階段を上がった2階奥となります。
■TownFactory 2022.03月間のできごと
・洋館再生プロジェクト
高級料理店だった建物をカフェへと再生するプロジェクトです。洋館再生に向けた基本構想がまとまりました。昭和初期に建てられた歴史的建造物としての魅力を活かしながら、次の時代を見据えた食文化を提供する場所へと再生を目指しています。
・検査済証の無い住宅の増改築プロジェクト
築25年の木造住宅を増改築するプロジェクト。無事増築の確認済証が下り、3月中旬から工事がスタートしました。現在は解体工事がほぼ終了したところで、解体後の構造調査を行っています。平成12年の建設省告示第1460号の前の建物なので、いわゆる柱頭柱脚金物は設置されていませなんが、主要な柱に10kNのホールダウン金物が入っていて、地震時の引抜き力に耐える検討が行こなわれていたことがわかりました。
・NHY2耐震診断
日本家屋の空き家活用プロジェクト。古屋の活用を検討するための耐震診断を実施しました。建物は農家の主屋として使われた築60年の中廊下型の日本家屋でした。今まで中廊下型の住宅は給与所得者(会社員)の住居のイメージがありましたが、この家の場合は茅葺の農家、いわゆる田の字型の農家から、中廊下型の民家へと建て替わったようで、興味深い建物でした。
・桑ハウス公開活用準備コーディネート業務(Cocoon設計室)
修復工事が竣工した桑ハウス(旧蚕糸試験場第一蚕室)の公開・活用準備業務を担当しました。コロナ禍のため、膝を付き合わせた利活用の検討はできませんでしが、活用希望者の個別ヒアリングのまとめと、桑ハウスの公開に向けた展示パネル等を納品しました。
・多摩のあゆみ「建物雑想記」
186号の原稿を入稿しました。今回取材したのは「のらや国分寺店」です。養蚕六間型の民家がうどんを中心としたファミリーレストランに改装されています。古民家の佇まいと武蔵野の屋敷林を楽しめるお店でした。5月下旬に発行予定なので、乞うご期待。
・日野市空き家等活用アドバイザー
空き家等の活用に力を入れている日野市が今年度から空き家活用等アドバイザー派遣制度を開始しました。酒井と太田も空き家活用アドアイザーとして登録されました。空き家などの活用を行いたい方々に対して、建築の専門家としてアドバイスします。空き家の建物のことで気になることがありましたら、気軽にご相談ください。