昨日（5月23日）無事、第二回築楽の会「旧鳩山邸」見学会を終了しました。
お天気にも恵まれ、バラのお庭を望むサンルームでゆったりした時間を楽しみました。

小川三知作のバランスのとれたステンドグラスも見物でしたが、
おっ、と思ったのは、屋根の上のミミズクでした。
どっしりと、4羽！
こういった、動物の彫刻などが建物に飾られているのを見ると、
当時の人々は、建物を人の活動する場所としてだけではなく、
それ以上の何か願いや祈りのようなものを込めてこのお屋敷を
造ったのではないか、自然への畏れや人を超えた力をごく普通に感じていて、
きちんと敬意をはらっていたのでは、ないかと私は感じます。



そして、何より、愛嬌があるのがいいですね。

築楽の会で見学に行くと、やはり面白いのは
他の参加者が色々と発見をすることです。
扉の取手の高さひとつでも、感じ方は色々。
装飾の納まりの研究に余念がなかったり。
皆さん、勉強熱心でした。

＜太田＞